2011.09.22更新

今日は小鳥のセンター病院です。
今回のBLOGは鳥さんの発情についてです。雄の鳥さんは何に発情するのでしょうか?


鳥さんの「環境要因(条件) 相手の存在」
 

 鳥さんの発情には「相手の存在」が必要です。まれに相手がいない状態で発情が出来る場合もありますが、ほとんどの場合、発情する相手がいます。その発情する相手は異性の鳥さん(雄の鳥さんまたは雌の鳥さん)だけとは限りません。発情するための対象は物や人の場合もあります。
人の手への発情雄の鳥さんの場合、同居のメスの鳥さんであったり、鏡であったり、人であったりします。雌の鳥さんの場合、同居の雄の鳥さんであったり、人であったり、オモチャであったりします。このように様々なものが相手になりえます。
 

投稿者: 小鳥のセンター病院

2011.09.13更新

今日は小鳥のセンター病院です。
今回のBLOGは小鳥さんの冷え込みについての注意です。寒さに弱い鳥さん。寒いとどのような病気になってしまうのでしょうか?



 暑かった夏がいよいよ終わりに近づき朝晩は気温が下がって涼しくなってきました。私たち人にとっては過ごしやすい時期になりますが、私たちより体温の高い鳥さんは気温が下がったことで体が冷え過ぎてしまい体調を崩してしまう事があります。
体が冷え過ぎた時、最もよく出る症状として、便がゆるく、水っぽくなることがあります。特にこの時期は日中暖かく、身体も動かしているため昼間はよい便をしているのに、夜から朝にかけて休んでいる時にはゆるい便が出ると言うことをよく聞きます。気温の変化に鳥さんがまだ十分に順応しきれていないというサインなのです。
 
くしゃみ、鼻水による顔の汚れ  鼻孔の閉塞
 グズッという鼻の音を伴う呼吸器症状が出ることがあります。呼吸器症状は食欲や元気が変わらず、便もみためは正常のままであることも多く発見が遅れることもあります。季節の変わり目には特に鳥さんの様子に気を配り、いつもと違う様子があればご相談ください。

投稿者: 小鳥のセンター病院

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