2013.01.19更新

今日は小鳥のセンター病院です。
今回のBLOGはこの鳥なーに?の回答編です。今回は難しいですよね、、、、。他の鳥との区別が難しいです。
それでは回答です。



答え
 ツツドリ(カッコウモク目 カッコウカ科)

  学名:Cuculus saturatus
   L 32.5cm
 カッコウに類似するが、下面の班は太くて粗い。托卵相手は主にセンダイムシクイが多い。ポンポン、、、と筒を叩くように鳴くためその名がついた。食事は毛虫を中心とする昆虫類。

日米の渡り鳥条約
日中の渡り鳥条約
日豪の渡り鳥条約
日露の渡り鳥条約になっている。
  ちょっと一息
「托卵」
托卵とは卵を自分で暖め育てず、他の親(仮親)に育てさせる鳥の習性。托卵する時は1つ生むとちゃんと1つ加えて出ていきます。産卵はわずか数秒程度という早技です。産まれたヒナの背中には「くぼみ」があり、その「くぼみ」に卵を乗せて巣の外へ落としてしまいます。卵から孵化するのも、成鳥も早いのが特徴です。
托卵する親     托卵される親(仮親)
 カッコウ ・・・・・・・・モズ、アオジ、ウグイスなど
 ツツドリ ・・・・・・・・・センダイムシクイ、メジロ、アオジ、ビンズイなど
 ホトトギス・・・・・・・・ウグイス、ミソサザイなど
 ジュウイチ・・・・・・・オオルリ、ルリビタキなど
 

投稿者: 小鳥のセンター病院

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