2012.07.15更新

今日は小鳥のセンター病院です。今回のこの鳥なーに?は回答編です。綺麗なオレンジ色ですね。オスはわかりやすいのですが、、、、、。


答え
 キビタキ(ヒタキ類 ヒタキ科)
 
  学名:Ficedula narcissina
      L13.5cm W22cm
キビタキは夏鳥として北海道から九州にかけての平地や山地の落葉広葉樹林に飛来します。さえずりは「ピッコロ ピッコロ」、「ツクツクボーシ」など多彩です。
美少年ナルキッソスは最後水面をいつも見ている水仙の花に変えられました。水仙の花の副花冠の色からキビタキの羽の鮮やかな黄色が連想されるため英名(Narcissus Flycatcher)や学名(Ficedula narcissina)にその名が入りました。

日米の渡り鳥条約
日中の渡り鳥条約
日ソの渡り鳥条約になっている鳥。

japaneseteaちょっと一息
東男はキビタキのこと。では京女は?それはオオルリです。優雅で艶やかなオオルリにぴったりです。どちらも雄なのですが、、、。

投稿者: 小鳥のセンター病院

2012.06.24更新

今日は小鳥のセンター病院です。
今回のこの鳥なーに?は胸が綺麗な色の鳥さんです。


?この鳥なーに?

 
 







 特徴は背面の黒、眉の橙色、喉の橙色!夏鳥として落葉広葉樹林に飛来します。
福島県の鳥に指定されています。

もう1つヒント!
 英名にNarcissusが入っています。そうです、ナルシスです。正確にはナルキッソスです。決して水面は覗きません!
ちなみに「東男(アズマオトコ)」の異名も、、、。


                        →答えはこちら

投稿者: 小鳥のセンター病院

2012.05.20更新

今日は小鳥のセンター病院です。今回のこの鳥なーに?回答編はいかがでしたか?かっこいい鳥さんですね!!それでは回答です。


答え
 ハヤブサ(ハヤブサ目 ハヤブサ科)
  
  学名:Falco pergrinus
       ♂    ♀
    L 38cm  51cm
    W 84-120cm

翼が長く「ロングウイング」のグループに入る。
上空で羽先のみで位置を維持し停止している飛び方(ウエイトオン、ホバリング、停空飛翔)から急降下は見失うほど早い!
ハヤブサはワンシントン条約で附属書Ⅰ種に入っています。

日米の渡り鳥条約
日ソの渡り鳥条約になっている鳥。

japaneseteaちょっと一息
ワシントン条約とは?
正式には「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」
Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora (CITES)と言われています。
分類は
・附属書I(商業目的の国際取引が原則禁止←ハヤブサはここに入る
・附属書II(商取引に輸出国の許可が必要)
・附属書III(IIとほぼ同じ扱い、原産国が独自に決められる)となっている。

生体だけでなくべっ甲や象牙なども条約の対象になっています。

投稿者: 小鳥のセンター病院

2012.04.29更新

?この鳥なーに?





特徴はこの顔!凛々しいです。最も速く飛ぶ鳥としても有名。急降下速度は200km/h以上にもなる?!


もう1つヒント!
  列車や小惑星探査機の名前にも!



                        →答えはこちら
                                
                                   

投稿者: 小鳥のセンター病院

2012.04.10更新

今日は小鳥のセンター病院です。今回のこの鳥なーに?の回答編は非常に難しいですね。ツミとハイタカは区別が難しいです。それでは回答です。


答え
 ツミ(ワシタカ目 ワシタカ科)

  学名:Accipiter gularis

         ♂   ♀
     L27  30cm 
     W51-63cm
ハイタカを小さくしたようなタカです。翼指(鳥類の初列風切羽の外側にある羽。帆翔のときには開くので数えることが出来る。)は5枚。アカハラダカ(Accipiter soloensis)は4枚。ハイタカ(Accipiter nisus)は6枚。

日米の渡り鳥条約
日中の渡り鳥条約
日ソの渡り鳥条約になっている鳥。

japaneseteaちょっと一息

 ツミと言う名前は元々「メス」に付けられていた名前です。では、オスは?
オスはエッサイ(悦哉)と呼ばれていました。悦哉は「喜んで従う」意味。ツミのオスは鷹狩りに使われていたので、「飼いやすく、仕込みやすい鷹」の意味と言われています。

投稿者: 小鳥のセンター病院

2012.03.10更新

この鳥なーに?この鳥なーに?


今日は小鳥のセンター病院です。今回のこの鳥なーに?は上級編です。見分けが必要になります。よく目を見てください!


特徴
この鳥さんは幼鳥なので、胸は途中まで縦斑です。虹彩も青灰色です。成鳥オスの虹彩は赤い色に、雌の虹彩は黄色になります。この鳥さんは手のひらに乗るサイズです。
日本全国で繁殖します。寒地の鳥さんは冬季に暖地に移動して過ごします。

もう1つヒント!
  日本最小のタカです。




                                                                     →答えはこちら!!

投稿者: 小鳥のセンター病院

2012.02.19更新

今日は小鳥のセンター病院です。今回のこの鳥なーに?回答編についてのBLOGです。この鳥さんは意外と身近にいます。しかし、季節によって見られないときも、、、、、。それでは回答です。



答え
 シジュウカラ(スズメ目 シジュウカラ科)
 

  学名:Parus major
  L14.5~15cm
シジュウカラは他のカラ類に比べて大きいのでGreat(大きい)Tit(カラ類)と言われています。カラ類にはシジュウカラの他にヤマガラ(Varied Tit)とヒガラ(Coal Tit)コガラ(Willow Tit)等がいます。

秋から冬にかけてシジュウカラは他のカラ類などの鳥さんと一緒に「混群」を作ります。


japaneseteaちょっと一息
混群」とは?
混群とは先ほど記載したカラ類(シジュウカラ、ヤマガラ、ヒガラ、コガラ等)の他にゴジュウカラ(カラがつきますが、カラ類ではありません。英名Sitta europaea)、メジロ、エナガ、コゲラなどが入ることがあります。これらの鳥さんの構成は地域・環境によって組み合わせが変化します。そして、一緒にいるのですが、同じ木の中でも「住み分け」をすることにより食事の取り合いを避けています。
    シジュウカラ・・木の下層~地表
    ヤマガラ・・・・・木の上層部
    ヒガラ・・・・・・・木の枝先
    コガラ・・・・・・・木の中層
    ゴジュウカラ・・木の幹    
              などのように住み分けをしています。
混群になる理由はいくつかありますが、大きく分けて理由が2つあります。1つは危険を察知するためのアンテナが増えます。もう1つは効率的に食事を探せるためと言われています。
 

投稿者: 小鳥のセンター病院

2012.01.29更新

 

 


 



今日は小鳥のセンター病院です。今回のこの鳥なーに?は中級編。寒くなると見かけるこの鳥!何鳥でしょうか?



特徴
     頭の黒い羽と頬の白立派なネクタイ!!ホオジロ?いえいえ違います。

もう1つヒント!
英名はGreat Tit大きい カラ類)です。



              →答えはこちら!!

投稿者: 小鳥のセンター病院

2012.01.09更新

今日は小鳥のセンター病院です。
今回のBLOGはこの鳥なーに?回答編です。今回の鳥さんは、、、、、やや嫌われていることが多いです。かわいそうなのですが、他の鳥を圧倒してしまうので、、、


答え
 

ヒヨドリ(スズメ目 ヒヨドリ科)
 

  学名:Hypsipetes amaurotis
  L27.5cm
ヒヨドリは日本全国(沖縄、徳之島は除く)にいますが、夏になると北に行く「小さい渡り」をするヒヨドリもいます。分布の多くは日本に限られています。


japaneseteaちょっと一息
ヒヨドリの名前はその鳴き声から来ている説もある。
 

投稿者: 小鳥のセンター病院

2011.12.19更新

今日は小鳥のセンター病院です。
今回のBLOGはこの鳥なーに?です。今回の鳥さんはよくいますね!そしてうるさい!









特徴は頭の青灰色の羽と耳(目の尾側)の褐色の羽!飛び方は波型を描く独特な飛び方です。餌場に来ると他の鳥を追い払います!

もう1つヒント!
日本全土にいます。ピーヨ、ピーヨと騒がしいです。



                       →答えはこちら

投稿者: 小鳥のセンター病院

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