2011.05.03更新

今日は小鳥のセンター病院です。
今回のBLOGは「鳥さんとの日常の触れ合いが大切」です。鳥さんとの付き合い方についてです。


 初夏と言ってもまだまだ気温が安定しないこの時期、腫れて急激に気温が上がったり、逆に冬に戻ったかのように気温が下がって寒くなったりで、私たちと同じように鳥さんも体調を崩しやすくなります。
 鳥さんは身体が羽毛でおおわれているので、ちょっと見ただけでは痩せているのか、太っているのか分かりません。また病気を隠すように食欲があるフリ、食べているフリをすることがあります。食事の摂取量や糞便の色・形、排泄量が毎日どういった状態かをある程度把握するとともに、実際に身体を触ってみることで体が骨ばって痩せすぎていないか、逆に太り過ぎていないか、お腹だけが変に出っ張っていないか、さわり心地がおかしい所がないか、などの体の変化に気付くこともあります。
 力づくでわしづかみにして、身体に触るのではなく両手で優しく抱っこするようにして体に触れると鳥さんも怖がらず嫌がりません。声をかけて、毎日少しずつ
触れ合って鳥さんが人に身体を触れられることに慣れるようにしていきましょう。そうしていくことで、小さな異変にも早く気付き、病気の発見が早くなります。

投稿者: 小鳥のセンター病院

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