2014.07.26更新

こんにちは小鳥のセンター病院です。こんかいのBLOGは羽に現れる「線」のことです。どの様な理由で現れるのでしょうか?


⑤感染症や内臓疾患などから来る羽毛の異常
 <ストレスライン>
 鳥類が何らかの感染症や様々な内臓の病気になったときに生えた羽根に横一列に縞模様が出る事があります。これをストレスラインと言います。これは現在の病気を現わしているのではなくその羽根が生えていきたその時の身体の状態を現わしています。

投稿者: 小鳥のセンター病院

2014.07.12更新

こんにちは小鳥のセンター病院です。

 今回からのTOPICSは「小鳥さんの脱走」、「小鳥さんの脱走対策」、「小鳥さんが逃げてしまったら、、」、「迷い小鳥を保護したら、、」についてです。

今回は「小鳥さんの脱走」についてです。鳥さんを飼われた方は脱走されそうになりヒヤッとした経験はお持ちと思います。なぜ脱走するのでしょうか?



「小鳥さんの脱走」

小鳥さんは遊びの名人です。そして、小鳥さんにとって外の世界は大変に興味をひかれるものがたくさんあり、また飼い主さんと一緒にいられる大変に楽しい場所でもあります。そのため、外に出たいといつも考えています。一度でも外に出て楽しい思いをしてしまうと、決して忘れることはありません。出るために芸をしてアピールをする鳥さんや、入り口をうるさいぐらいカゴをガチャガチャやってアピールする鳥さんなど様々な鳥さんがいます。これがエスカレートすると脱走することにつながってしまいます。例えば、ケージの外で遊びたくて扉をガチャガチャしているうちに戸が開いてしまい外に出てしまったり、鍵の開け方を覚えてしまい鍵を開けて脱走したり、飼い主さんが掃除や食事を交換するときを狙って手の隙間から脱走する鳥さんなどがいます。頭が良いので、一度覚えると何度でも同じ方法で出てしまいます。気づくとかごの中に居らず、かごの外で見つけた経験をお持ちの方も少なくないはずです。特に大型鳥は非常に賢いので、ちょっとした仕掛け程度では簡単に出てしまいます。室内での脱走であればまだ、捕まえて戻すことは可能ですが、万が一外に飛び出てしまうと、、、、。これは絶対に避けなければなりません。

投稿者: 小鳥のセンター病院

2014.07.06更新

④内科疾患による羽毛異常

<甲状腺疾患>
綿羽・羽色異常 羽毛の退色

 


 
 甲状腺疾患のうち、甲状腺機能低下症や甲状腺腫などの疾患に見られる症状としては呼吸疾患や循環障害などが見られるが、羽根に起こる変化として羽根の色の変色、退色や綿羽(めんう)の異常、換羽の異常などが起こる。甲状腺ホルモンは換羽に関与しているため、これらの病気になると換羽や羽根の形成に関する異常が発生する。セキセイインコや文鳥によく見られる疾患で、セキセイインコでは白色化、黄色化したり、綿羽が全身に生えてきたりする事で見つかる場合が多い。

投稿者: 小鳥のセンター病院

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