2011.07.19更新

今日は小鳥のセンター病院です。
今回のBLOGは鳥さんの発情です。鳥さんが発情するために必要な条件とは何でしょうか?


 

鳥さんが発情するための「環境要因(条件)」
発情行動 
 多くの鳥さんは季節の移り変わりに合わせて繁殖期(発情期)を迎えます。これにより発情行動が起きますが、その行動を起こすためには様々な環境要因(条件)が発情に関与します。発情要因となるものは「日の長さ(季節の変化)」、「温度」、「湿度」、「食事量」、「相手の存在」など様々な要因(条件)が関与して起こります。
これらの要因(条件)の中で特に「日の長さ(季節の変化)」や「食事量」や「相手の存在」などは鳥さんが発情するために重要な「発情要因(条件)」になってきます。

 

投稿者: 小鳥のセンター病院

2011.07.11更新

今日は小鳥のセンター病院です。
今回のBLOGは鳥さんの嫌いなジメジメについてです。ジメジメすると、、、、。



「ジメジメ注意」

ワクモ 実物大 ワクモ 拡大

写真:左
実際の吸血後のワクモの大きさ。動いているときは赤い点が動いている用に見える。

写真:右
拡大したワクモ。
 


 温度、湿度ともに上がる梅雨の時期から夏にかけてワクモと言う外部寄生虫が発生することがあります。ワクモは昼間ケージの隅などに潜んでいて夜になると鳥さんに忍び寄り血を吸います。血を吸われた時のかゆみやワクモが体表を移動するムズムズ感によって、鳥さんが夜突然痒がり暴れて騒ぎます。
 ワクモが多数寄生した場合にはワクモの吸血によって貧血症状がでたり、痒みのストレスによって羽ヅクロイが多くなったり、生活の質が下がるだけでなく命の危険を伴う事もあります。ワクモ等のダニ類は温度や湿度が高い場所を好み増殖します。カビも同様です。ケージはいつも隅々まで清潔に保ち、止まり木や餌入れ、ケージごと時々熱湯で消毒してあげましょう。

投稿者: 小鳥のセンター病院

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