2011.11.21更新

今日は小鳥のセンター病院です。
今回のBLOGは鳥さんの発情についてです。オスの鳥さんは発情し続ける傾向があります。それによって起こる事故やけが、病気などがあります。

発情期の雄の鳥さんの問題点(2)


 雄の鳥さんが発情することにより、総排泄孔をこすりつける行動も行われます。こすりつける物が、柔らかい物であれば問題は起こりません。しかし、止まり木や食器の角など硬い物やザラザラした物に過剰にこすりつけることで、出血を起こします(擦過傷)。そして、出血は擦りつけている時だけではなく、その後の便や尿と一緒に出てくることがあるので、血便や血尿として勘違いされることも多いのです。さらにこの状態が続き持続的に発情が起こると、満たされない欲求に対してイライラするので、自分で自分の羽を抜く、自分自身の皮膚に傷を付けるいわゆる自虐(毛引き症、自咬症)になる場合もあります。

投稿者: 小鳥のセンター病院

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