発情期の雌の鳥さんの問題点(4-4)
雌の鳥さんが発情するとホルモン(エストロゲン)が肝臓に働きかけ、卵を作るためのタンパク質やコレステロールなどが作られます。雌の鳥さんの持続的な発情によりホルモンが出続け、それに伴い肝臓がタンパク質やコレステロールなどを作り働き続けるので肝臓が疲れてきます。
そのため、肝臓疾患(脂肪肝症候群、脂肪肝など)や高脂血症などの問題が発生します。脂肪肝症候群や高脂血症になると爪(出血班)や羽(Yellow Feather YF、黄色化、赤色化など)や嘴(出血班、嘴過長)などに特徴的な症状が出てきます。しかし、これらの症状が出ている時ではかなり症状、病状は進行しています。後遺症が残る場合もあります。