2013.05.11更新

今日は小鳥のセンター病院です。
今回のBLOGはケージの掃除の時にできる健康診断です。ただ、掃除をするだけでなくちょっと目線を変えるだけで病気を発見できることもあります。どこをチェックすればよいのでしょうか?



鳥さんの住居であるケージを毎日掃除していると思います。その時にできる健康チェックがあります。
まず食事の交換と食器の洗浄です。この時には食欲のチェックを行いますが、同時に好き嫌いのチェックをしてください。食事のコントロールが出来ているかを知る事ができます。そしてもう一つ重要なのは食べているふりをしていないかどうかです。むいた殻と一緒に底の方にむいた種(中身)が落ちている場合は食べているふりです。すぐに病院へ連れて行くサインとなります。次に水の交換です。水を交換する際に注意すべき事は飲水量のチェックです。一般的なコンパニオンバードさんは大量に飲水をすることはありません。この多飲の症状が持続する時も病院へ連れて行くサインとなります。次に敷き紙の交換です。この時の注意事項は主に便と尿のチェックです。便は形、色、臭いなどを、尿は色と量をチェックしてください。そして、羽が抜けている場合には、抜けている羽の量と羽の状態をチェックしてください。抜けている羽のチェックは換羽期や発情、毛引きや感染症など様々な情報があります。
このように掃除する時に少し視線を変えてチェックすることで鳥さんの状態を把握でき、病気を早期に発見できます。病気を隠すのが鳥さんです。小さいサインを見逃さないで下さい。また、異常かな?と思ったら病院へ早めにおいでください。

投稿者: 小鳥のセンター病院

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