「小鳥さんの脱走対策。」
こんにちは小鳥のセンター病院です。
今回のBLOGは「小鳥さんの脱走対策 ④羽の問題」です。脱走を防ぐためにはどうすればよいのでしょうか?これは難しい問題です。羽を切ることは非常にナーバスな問題でもあります。色々な方面から考えてみましょう。
④羽の問題
鳥さんの羽を切るクリッピングについては賛否あり、考えにもよりますが羽を切ることによって飛翔できなくなるため、鳥さんのもっとも特徴である飛ぶことができなくなります。しかし、逃亡やしつけの面ではメリットがります。過去にクリッピングについてのBLOGを書きました。抜粋します。
詳しくは「小鳥さんの羽を切ること ~メリット編~」、「小鳥さんの羽を切ること ~デメリット編~」、「小鳥さんの羽を切ること ~解決編~」をクリックして参照してください。
(メリット)
・逃亡を避けることができる。
・しつけや遊び、訓練などの時に容易に捕まえる事ができます。
・家庭内での油や熱水への飛び込み事故を防ぐことができます。
・おとなしくなる
(デメリット)
・鳥が飛べなくなる
・本来の姿ではなくなる。
・換羽(トヤ)の際に少しずつ生え変わるため、微妙に伸びて飛べる時期があり怪我する可能性があります。
・クリッピングの時に筆毛より出血させる可能性があります。
・切るときに暴れて怪我をさせる可能性があります。
・羽根をきった後に落下させてしまい、身体を痛めてしまうことがあります。
・踏んでしまう可能性があります。
以上のように挙げることができます。家の鳥さんにとってどちらがよいのか難しい問題です。重要なことは飼育環境や鳥種を合わせて考えるべきだということです。
例えば家族が大勢いて戸や窓を突然開ける事がある場合、逃亡防止のためクリッピングをしたほうがいいでしょう。また、大型の鳥さんではしつけや訓練が必要となります。この時に自由に飛べると訓練するために捕まえることができず、追いかける飼い主さんと追いかけられる鳥さんお互いにストレスになる可能性があります。大型鳥は飛翔力もあります。クリッピングすることをお勧めします。
逆にクリッピングをするときに事故を起こすような鳥さんや、静かな環境で間違って扉や窓を開ける事が無い家の場合ではクリッピングをする必要はありません。
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